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2002/11/15

皆さんのお祈り、献金およびいろいろな形でのサポートを感謝いたします。

11月5日から8日までのリチャードゴティエ師の来日は本当に祝福されたものでした。

彼との交わりや教えを通じて、神のイスラエルに対する計画をさらに知るとともに、このミニストリーに対するすばらしいニュースを聞くことができました。後日何らかの形で皆さんにもその祝福を分かち合って行きたいと思います。

特別集会には遠く福岡から、わざわざ参加された方もおられました。神様によって特別な形で一人一人が触れられていることを実感いたします。

ビデオ「国々へ掲げる旗」も好評で、これを見られた方の中に現地のボランティアとしてこのミニストリーに参加するビジョンを持ち始めた方が幾人か起こされています。遠くない将来、さらに多くのボランティアが日本から送り出されていくことでしょう。

イスラエルの民が約束の地に戻っていく事はこの世に対するしるしとして国々に掲げられた旗なのです。

神である主はこう仰せられる。「見よ。わたしは国々に向かって手を上げ、わたしの旗を国々の民に向かって揚げる。彼らは、あなたの息子たちをふところに抱いて来、あなたの娘たちは肩に負われて来る。(イザヤ49:22)

この終わりの時代に当たって、イスラエルに対する主のご計画を実現する為に主がクリスチャン達に命じている事は意外と多くはありません。主は神でありご自身の主権によってすべてのことを成し遂げることができるのです。

そういった中にあって、私たちはイスラエルを祝福することに目覚めささえられた者達として、あらゆる点においてイスラエルに対して手を差し伸べ、祝福を与えていくことができますが、聖書の中で、私たちを遣わすと語っておられるほとんど唯一の事であるこの帰還の働きをおろそかにするなら、私たちの働きはバランスを欠いたものとなってしまいます。

それゆえ、見よ、その日が来る。・・主の御告げ。・・その日にはもはや、『イスラエルの子らをエジプトの国から上らせた主は生きておられる。』とは言わないで、ただ『イスラエルの子らを北の国や、彼らの散らされたすべての地方から上らせた主は生きておられる。』と言うようになる。わたしは彼らの先祖に与えた彼らの土地に彼らを帰らせる。

見よ。わたしは多くの漁師をやって、・・主の御告げ。・・彼らをすなどらせる。その後、わたしは多くの狩人をやって、すべての山、すべての丘、岩の割れ目から彼らをかり出させる。(エレミヤ16:14-16)

 

それゆえ皆さんに感謝を捧げるとともに、今一度、このことを強調したいと思います。

親愛なる友であり漁師(クリスチャン)のみなさん、今まで与えて下さった援助とお祈りに非常に感謝をいたします。そしてさらにこの祈りの手を上げて行き、神の民が約束の地に戻る為の働きに加わってくださいますようにお願いいたします。

主の祝福と恵みが皆さんのご家庭と教会、そして働きの上に豊かにありますように。 

 

2002/11/15           エベネゼル緊急基金日本代表・岡田好弘&留美子


2002年10月15日

では、尋ねましょう。彼らがつまずいたのは倒れるためなのでしょうか。絶対にそんなことはありません。かえって、彼らの違反によって、救いが異邦人に及んだのです。それは、イスラエルにねたみを起こさせるためです。

ローマ11:11

愛する友の皆さんへ  

みなさんの尊いお祈りと献金に感謝いたします。またその他の多くの領域においてEEFの働きを支えてくださっていることを感謝します。主の祝福がイスラエルを愛するすべての聖徒たちの上に豊かにありますように。

 

秋は、ユダヤ暦において大きな祝いの行事が三つあります。ローシュ・ハシャナ(新年)、ヨム・キプール(贖罪日)、スコット(狩庵の祭り)です。時を振り返り、悔い改め、また神の祝福を喜ぶ時でもあります。

 

モスクワで、このローシュ・ハシャナでユダヤ人と過ごしたエベネゼルのボランティアたちは、会堂において旧約聖書が非常によく読まれているのですが、ただ機械的に行っているだけのようであるのを見て驚いていました。まるで、聖書や祈りを儀式のように唱えているだけのようでした。

 

その後彼らはすわって、絶望の淵にいるように思える一人のユダヤ人の話を聞きながら、静かに聖霊の助けを求めて祈り始めました。そして、彼らは自己紹介をし自分達がエベネゼルのために働いていて、どれだけ神様が彼を愛しているかを話しました。そうすると、彼は驚きのあまり頭を振り、他の人のことを本当に気遣っているだけでなく、実際にユダヤ人のことを愛している人々に今まで一度も出会ったことがない、と言いました。彼らが彼のために祈ると、聖霊が彼らみなにふれ、彼は涙を流しながらこう聞きました。「あなたがたはどこでこのように祈ることを学んだのですか。」と。彼らは彼の庭の収穫をたくさんおみやげにもらって、帰って行きました。それを、手を振りながら彼は立っていつまでも見送っていました。彼らはその時、聖霊が彼の人生に深くふれ心に働いてくださり、彼にまことの望みが与えられたのを知ったのです。

 

この重要な時代に、皆さんがこのミニストリーを支えてくださることにより大切な役割を担ってくださってくださり、心より感謝いたします。前回お伝えしましたように、リチャード・ゴテール夫妻の集会が、11月に札幌で行われます。この機会が、さらにエベネゼル緊急基金の働きのために、またイスラエルの祝福のために用いられることを望んでおります。みなさんのご参加をお待ちしています。また遠くでお越しになれない方も祈りにおいて支えてくださいますようお願いいたします。

主の祝福と恵みが皆さんのご家庭と教会、そして働きの上に豊かにありますように。

2002/10/15           エベネゼル緊急基金日本代表・岡田好弘&留美子

 


2002/09/15

主がシオンの捕われ人を帰されたとき、私たちは夢を見ている者のようであった。

そのとき、私たちの口は笑いで満たされ、私たちの舌は喜びの叫びで満たされた。そのとき、国々の間で、人々は言った。「主は彼らのために大いなることをなされた。」

主は私たちのために大いなることをなされ、私たちは喜んだ。

主よ。ネゲブの流れのように、私たちの捕われ人を帰らせてください。

涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう。

種入れをかかえ、泣きながら出て行く者は、束をかかえ、喜び叫びながら帰って来る。(詩篇126:1-6)

 

愛する友の皆さんへ  

みなさんの尊いお祈りと献金に感謝いたします。またその他の多くの領域においてEEFの働きを支えてくださっていることを感謝します。主の祝福がイスラエルを愛するすべての聖徒たちの上に豊かにありますように。

 

今回の「国々へ掲げる旗」の発売や杉田京子さんがウクライナで奉仕された事を通じてエベネゼルのミニストリーが最近にわかに活気づいているのを感じます。これも重荷をもってこの働きを支えてくださっているみなさん一人一人のおかげです。11月にはエベネゼル緊急基金国際議長のリチャード・ゴテール夫妻の来日を控えており、この機会が日本のクリスチャン達の為に、またイスラエルの為に大きな祝福となることができますようにお祈りください。

 

日本にあるイスラエルを祝福しているミニストリーが以前よりますます連携を強めて一致して前進しつつあるのを感じます。

「リバイバルの為にイスラエルをどう扱うかが大きな鍵を握っている」という言葉を聴いたことがあります。この終末の時代に日本においてもリバイバルの期待が高まる中、イスラエルと共に立つクリスチャンが日本に多く起こされるのを見るに当たって、確かにそのように主が働かれることを感じさせられます。

それゆえこのミニストリーを支えてくださっている皆さんは単に、エベネゼル緊急基金だけでなく、またイスラエルおよびユダヤ人を祝福しているだけではなく。日本のリバイバルの為にそして主イエスの命じられた世界宣教を支えている事を知っていただきたいと思います。

 

前回お伝えしたリチャード・ゴテール夫妻の集会の日程は前回お伝えしたことに加えて、同封したちらしにもあるように11月6日(水)午後7時からの札幌クリスチャングループでの特別集会が新たに追加されました。

みなさんのご参加をお待ちしています。また遠くでお越しになれない方も祈りにおいて支えてくださいますようお願いいたします。

 

主の祝福と恵みが皆さんのご家庭と教会、そして働きの上に豊かにありますように。

2002/09/15           エベネゼル緊急基金日本代表・岡田好弘&留美子

 


2002/08/14

主は、国々のために旗を揚げ、イスラエルの散らされた者を取り集め、ユダの追い散らされた者を地の四隅から集められる。(イザヤ11:12)

 

愛する友の皆さんへ  

みなさんの尊いお祈りと献金に感謝いたします。主の祝福がイスラエルを愛するすべての聖徒たちの上に豊かにありますように。

 

この夏、多くの方々の協力により、ビデオA Banner for the Nationsの日本語版「国々へ掲げる旗」が完成いたしました。皆さんのお祈りや技術的な指導、ご協力に感謝いたします。

同封してあるビデオは、献金をしてくださっている団体や個人の方々に対してサンプルとして無料で配布しているものです。どうぞご鑑賞くださり、改善点やお気づきの点、また感想を聞かせてください。

 

今回の作品はデジタル技術の進歩により、6年前に出した「出エジプト大作戦」「地の果てより」といったビデオより良いものを作ることが出来ました。それゆえ単なるミニストリーのプロモーションの為のビデオといった枠を超えて、一般商品として販売ルートに乗せるために全国のライフセンターでの発売が検討されております。

価格はより多くの人が手にすることが出来るように1500円に設定するつもりです。

 

また、私達の同労者であるブリッジ・フォー・ピースの協力により機関紙「オリーブ」へ広告を掲載するなど、積極的にプロモーションを進めていきますので、その為にもお祈りや、ご協力をお願いします。

このビデオがより多くの人たちの目に触れますように、そしてこれが用いられて、より多くの人たちにイスラエルを祝福する働きに対する理解と重荷が与えられますようにお祈りください。

 

ウクライナで奉仕をしている杉田京子さんは、ウクライナで2回の漁(ユダヤ人を探し出す働きのこと)の後で、アリアとなったユダヤ人たちと共にオデッサからハイファ(イスラエル)へ船で向かわれました。

後日また別のレポートを報告することになると思います。

 

さて、昨年末にヨハネス・ファシウス師のあとをついでエベネゼル議長となられたリチャード・ゴテール師夫妻が今年の11月に初来日されます。訪問先は札幌のみですが、ゲストスピーカーとしてCFNJ聖書学校で教えられるほか、牧師・リーダーの為のセミナーでの講演、また特別集会も検討されています。

 

聖書学校でのクラスは11月7日(木)の午前中そしてその日の午後にリーダーの為のセミナーになる事と思います。詳しい予定が決まりましたら後日連絡いたします。この来日の為にお祈りください。

 

主の祝福と恵みが皆さんのご家庭と教会、そして働きの上に豊かにありますように。

 

2002/08/14               エベネゼル緊急基金日本代表・岡田好弘&留美子


2002年7月15日  親愛なる同労者である友へ

 

子供とアリア  (2002年夏号より)

・・彼らとその子らとその子孫たちとがとこしえに住み、・・・  (エゼキエル37:25)

 

子供たちがアリアとなるということは、神のみこころにより、将来のイスラエルを築くための助けとなるものである。「エベネゼルの船において、主はすばらしい機会を与えてくださり、オリムの子供達を楽しい、また霊的な活動をさせることを通して、主の忠実さをあらわすことができた。」と、旧ソ連南部のリーダーである、テオ・アベニウスとエルス・アベニウスは強調して言った。

 

渡航中の子供のプログラムには、いろいろな活動が含まれているが、その活動の中で、こどもたちは楽しみながら、イスラエルの美しさと、またすばらしい神様について学ぶことができる。そして、テオとエルスはこう説明している。「プログラムを通して、子供たちが楽しむだけでなく、その親たちも喜んで見守っているんです。航海の間、歌や踊りや劇や絵をかくこをとおして、子供達ととても楽に接することができます。そして、それは参加するエベネゼルのボランティアたちにとって祝福なんです。」

 

子供達は、アリアとなろうとしていることから、活動には出エジプトが反映されている。子供たち自身がまさに、ハイファに渡航しながら、「紅海」を渡る体験をしているのである。ボランティアたちはモーセやパロの服装をして劇をしたり、ダビデの星が旗に描かれたり、祝いの歌が一緒に歌われたりする。人生の価値が子供達に伝えられ、創世記の天地創造の話を用いて創造主を伝える。彩り豊かに伝えられるこのユダヤ人の歴史が、彼らのイスラエルの旅を忘れられないものにする。

 

「主がこのミニストリーをすばらしい形で祝福してくださることを、わたし達は知っています。」と、テオとエルスは言う。「わたし達は今、特に熟練し、専門性のある子供の奉仕者のために祈っています。渡航中の子供のプログラムの責任を負い、この尊いミニストリーを通してより効果的に主の心を子供たちに伝えることのできる奉仕者です。」

 

アリアの子供たち(とその両親たち)にインパクトを与えるビジョンは、エルサレムにある王の王教会の奏楽者や踊り手たちを励まし、彼らは今エベネゼルの渡航プログラムに参加している。彼らは、毎回の渡航に参加し、毎日午後と夜に、オリムと過ごし、心に響くユダヤ人の歌や祝いのダンスを教えることを通して、イスラエルの真髄を彼らの心に刻んでいるのである。

 

この喜びにみちた体験が子供に与える影響は、ハイファに到着したときにうかがえる。子供達は、約束の地をみながら、デッキで楽しそうに色をぬった旗をふるのである。

 

祈りの課題:

 主が、子供の心に深くみことばを根付かせてくださるように。

 子供たちが、渡航を通して神の永遠の愛を体験できるように。

 子供達が霊的にも、肉体的にも守られるように。

 親たちも子供の喜びを通して励まされるように。

 子供の心にふれるための賛美礼拝のミニストリーのために。

 ボランティアたちが、劇や活動を通して、心のふれあう交わりが

 子供達とできるように。

 

神様の豊かな祝福がありますように。 

2002年7月15日      エベネゼル緊急基金日本支部代表 岡田 好弘&留美子

 


2002年7月10日  親愛なる同労者である友へ

 

ウズベクスタンで主のことばを聞く!(2002エベネゼル夏号)

 

「主の声をきけ。」これは、エベネゼルがウズベクスタンにある教会、そしてユダヤ人家族に送っているメッセージである。歴史上今だかつてないほど、現在ウズベクスタンの教会は、神の民を集めてイスラエルの地に帰還させる働きに対して心を開いてきている。エベネゼルは教会とユダヤ人との理解を深めるための架け橋を築いている。FerghanaやGazalkentやChirchikのような場所にある地方教会の新しい代表者を集めたり訓練したりすることを通して、エベネゼルは戦略的に、神のイスラエルのための約束を広げている。

 

このような約束は、「地獄の穴」とも呼ばれるJizzakhのようなところにまで届いている。その町が山に囲まれた盆地であり焼けつくような気候と水の供給が少ないことから、そのような名前がつけられている。エエネゼルは、Jizzakhにいる12のユダヤ人の家族と出会い、アリアになりたいと願う人々のために交通機関を提供しった。

何十年もの圧迫の後、ユダヤ人たちに今まで出会ったことのないようなことばが与えられている。彼らには今生きるための新しい理由があたえられ、多くは神の招待を受け入れイスラエルへと帰還している。イナはその一人である。エベネゼルがはじめてボズという小さな町で彼女に会ったときには、彼女は自分がイスラエルに帰還する権利があることなど全く知らなかったのだ。ましてや、ただで帰られるとは夢にも思っていなかった。その知らせはあまりにも彼女にとっては突拍子もないことで、はじめは不信感を持ち、耳を傾けようとしなかった。エベネゼルは主に彼女のためにとりなしてくださるように求めた。その翌年、彼女は自分のユダヤ人の身分を証明する書類を見つけ、彼女とその二人の娘とその家族は今やウズベクスタンを出て新しいイスラエルの故郷へと向かおうとしている。

 

聖霊様はしばしば介入される。Chirlickにおいては、漁師たちがユダヤ人と思われる家族の家のドアをたたいたが、誰一人としてその戸を開けるものはいなかった。彼らはそのアパートを出たが、その地域をあきらめる前に、一人のメンバーが別の戸を通

りすぎるときに、促されてその戸をたたいたところ、ユダヤ人の家族が彼らを迎えたのだ!

 

Bukharaは、中央アジアにある古くからのユダヤ人社会の一つであり、そこにはアレクサンダーの家族が住んでいた。彼らはイスラエルに帰還するなど考えてみたこともなかった。エベネゼルが神のことばをたずさえて彼らのもとに来た時に、何か深いものが彼らの心に触れた。彼らはすでにドイツかアメリカへ移住するために準備をしていたが、エベネゼルの訪問により、主が父親であるアレクサンダーをみちびいて3ヶ月かけてイスラエルに帰還するための家族のビザを取得する手続きにあたった。家族の家は売られ、彼らは2002年3月にアリアとなった。彼らは主の声を聞いたのだ!

 

ますます多くのユダヤ人達が、エベネゼルの助けによってウズベクスタンからイスラエルへと帰還している。ウズベクスタンにはまだ1万人のユダヤ人が、主の声を聞くのを待っている。

エレミヤ31:10

 

諸国の民よ。主のことばを聞け。遠くの島々に告げ知らせて言え。「イスラエルを散らした者がこれを集め、牧者が群れを飼うように、これを守る。」と。

 

神様の豊かな祝福がありますように。 

2002年7月15日           エベネゼル緊急基金日本支部代表 岡田 好弘&留美子

 


2002年6月15日  親愛なる同労者である友へ

 

わたしたちは皆さんの祈りが必要です!エベネゼルの祈りの家族は世界中に広がっています。そして、それは旧ソ連において祈りのグループと教会を含んでいます。

働きは速い速度で広がっており、地域のグループがエベネゼルのベースに対する祈りのサポートを与える重要な役割を演じるようになっています。多くのチームはテロリストや犯罪グループがはびこる危険な地域で働いており、目をさまして、主の守りと備えを祈ることは必要不可欠です。あなたの祈りを感謝します。

 

1) 旧ソ連においてのエベネゼルの漁のチームを支える祈りのグループがもっともっと起こされるように。それぞれのエベネゼルのベースには、ユダヤ人を探しに行き、アリアをつくるために、地域の支えがますます必要になります。(参考:エペソ6:18)

 

2)神様がエベネえゼルの働き手とその家族を、またその交通手段と所有物を守ってくださるように。(参考:詩篇91:9−1

 

3)アリアの網がさらに深く、広く、旧ソ連に広がるように。(参考:ルカ5:4)

 

4)神様がもっと多くのボランティアを召しだし、備えてくださるように。(参考:ヘブル13:21)

 

5)世界中の教会が、祈り、実際的な奉仕、経済的サポートを通して、アリアに積極的に関わっていくように。

(参考:イザヤ49:22)

 

すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。   (エペソ6:18)

 

この6月よりCFNJを卒業された杉田京子さんがCFNIでの宣教コースの学びを終了され、ウクライナのエベネゼル支部で3ヶ月の間、奉仕をされます。どうぞ祈り覚えてください。

 

新しいビデオ「国々へ掲げる旗」 (英語名A Banner for the Nations) の日本語版制作作業がすでに始まっています。7月末ごろの完成を目指しています。エベネゼルの働きを知るための総合的なビデオの最新版です。これによってロシアに住むユダヤ人たちの現状やエベネゼルの働きについてもっと多くの人に知っていただけたらと思います。完成の為にお祈りください。

 

神様の豊かな祝福がありますように。 

2002年6月15日          エベネゼル緊急基金日本支部代表 岡田 好弘&留美子


2002年5月15日

親愛なる同労者である友へ

 

あなたがたは恥に代えて、二倍のものを受ける。人々は侮辱に代えて、その分け前に喜び歌う。それゆえ、その国で二倍のものを所有し、とこしえの喜びが彼らのものとなる。  イザヤ61:7

 

エベネゼル緊急基金のための皆さんの尊い献金と祈りを心から感謝します。.

オデッサから渡航した多くのオリムたちは、ウクライナから発ったときの自分と比べて何かが違う、と感じており、イスラエルに近づくにつれて彼らの心には明らかにほほえみとともに喜びがあふれていました。

 

ウズベクスタンでは、地域教会の代表が用いられて、エベネゼルの働きに大きな新しい発展と成長が起こってきています。彼らを通して、イスラエルのための神の約束の網は広げられており、教会とユダヤ人たちとの間にもつながりが起こってきています。みことばが彼らに読まれると、ユダヤ人たちは自分の人生に目的があるのだ、とあらたに発見しています。長年の圧迫の後で、彼らははじめてユダヤ人であることに恥を感じなくなったのです。

 

ウズベクスタンに住む多くの人々は約束の地への招待を受け入れています。イナは、去年訪問を受けたのですが、自分がイスラエルに帰る権利を持っていることを初めは信じられませんでした。しかし、彼女のユダヤ人のルーツを証明する書類を見つけ出し、今は彼女の家族全員がウズベクスタンからイスラエルの新しい故郷へと向かおうとしているのです。

 

ブカラという、最も古くからある中央アジアのユダヤ人社会では、アレキサンダー一家がすでにドイツかアメリカへ発つ準備を始めていました。しかし、エベネゼルの代表による訪問があり、みことばを彼らと分ち合うと、それは彼らの心に大きな影響を与えました。その後2,3ヶ月のうちに、彼らはイスラエルへ帰還するための家族ビザのための書類を取得し、彼らは、2002年3月にアリアとなったのです。

 

私達は、皆さんがこの緊急な時代に、このミニストリーを支えてくださるという重要な役割を担ってくださり、心から感謝しています。

 

神様の豊かな祝福がありますように。 

2002年5月15日   エベネゼル緊急基金日本支部代表 岡田 好弘&留美子

 


彼らは、わたしが彼らの神、主であることを知ろう。わたしは彼らを国々に引いて行ったが、また彼らを彼らの地に集め、そこにひとりも残しておかないようにするからだ。
(エゼキエル39:28)

 

皆さんの尊いエベネゼル緊急基金への献金と祈りを感謝いたします。

 

私たちの2002年の航行の季節が始まりました。そして、アイリス号による今年最初の渡航により、170人のオリムが帰還しました。アイリス号は今年も渡航を続けます。このプログラムに歓迎されるべく、音楽グループの渡航参加が始まりました。エルサレムの「王の王、礼拝学校」によるものです。4月初めの2回目の渡航には、アリアの分野で働いている他のミニストリーの代表のグループと、国々からのエベネゼル緊急基金のとりなし手たちを迎えることになっています。

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エベネゼルの働きがこの「聖なる道」を整える働きを続けることができることを感謝しています。しかし、国々から帰るように人々の心に手をのばし、ふれておられるのは神御自身なのです。

エベネゼル緊急基金の議長であるリチャード・ゴッティア博士は、彼の新しい著書「アリア」において、次のように書いています。「最終的にユダヤ人を帰還させるのは、神御自身であられることと、このことが、神の聖なる働きである、ということを私達は決して忘れてはならない。」

 

ロシア、ポルタバ地域における最近の漁師の旅において、私達の代表は、次のように書いています。「神を知らない人々は、私が、ユダヤ人の家族を少なくとも一つは探しだそうとして、これほど遠くまで旅をしてくることに、いつも驚いています。しかし、わたしはこれが神のみこころである、と知っています。神は全能者であられ、神御自身が、神の民のもとへ訪れてくださるのです。主は私達よりも先に進んで行ってくださり、全ての面において漁のためにあらかじめ準備をしていてくださるのです。」

 

 

イスラエルに対するテロが続いていますが、イスラエルを助ける諸団体も多かれ少なかれ嫌がらせの対象になっています。エベネゼル緊急基金日本支部のパソコンに対して、通常以上のウイルスに感染したEメールが送られてきています。実害はありませんが、このような小さな事を通じても、わたしたちが戦いの中にいることを実感させられます。

 

この緊急の時に、この働きを支えてくださるという重要な役割を担ってくださって、本当にありがとうございます。皆さんのご家庭と働きの上に豊かな主の恵みと祝福がありますように。

 

神様の豊かな祝福がありますように。 

2002年4月15日  エベネゼル緊急基金日本支部代表 岡田 好弘&留美子


愛する友である皆さんの尊い捧げ物とお祈りを感謝します。イスラエルの神、主によってイスラエルを愛する皆さんの上に豊かな恵みと祝福がありますように。

 

まことに、島々はわたしを待ち望み、タルシシュの船は真先に、あなたの子らを遠くから来させ、彼らの金銀もいっしょに、あなたの神、主の名のために、イスラエルの聖なる者のために運んでくる。主があなたを輝かされたからである。(イザヤ60:9)

 

イスラエル移民吸収省の長官は、先日、旧ソ連よりユダヤ人たちを帰還させているエベネゼル緊急基金に対して感謝のことばを送りました。それは特に船による帰還の働きを評価してのことでした。

ハイファ港の吸収省の役員であるモシェ・ハレルは「2001年はイスラエルにとって困難な年であったが、エベネゼルがオデッサからハイファへと帰還させたオリムの数では過去30年において最高であった。」と語りました。

彼は、旧ソ連からの移民の12%がエベネゼルの船によるものであったと報告しました。このことは、非常に困難な時期において、この国にとって非常に重要で意味深いものでした。「モシェ・ハレルは、吸収省によると旧ソ連からはイスラエルに帰還することを待っている潜在的なオリムがまだ50万人いる」と伝えました。

 

モルドバに住んでいるソフィアとエウギネという方は家族で集まった時にそこで目にしたエベネゼルのパンフレットを通して、はじめてエベネゼルの働きについて知りました。そのときまでソフィアはモルドバからイスラエルに帰るということには反対でした。なぜなら、飛行機で帰る以外に方法はないと思っていたからです。飛行機で行くならば、40キロ分の荷物しか持っていくことができないからです。しかし、エベネゼルでは、船で300キロ分の荷物をただで運んでもらい帰還できるということを知ったのです。それで、彼らはそのときからできるだけはやく書類を用意して、帰還しようと決心したのです。

 船旅の間、エウギネはエベネゼルのスタッフによって示された心遣いとやさしさに心動かされました。もっとも驚いたことは、彼らがすべてボランティアであり、神様の召しとイスラエルに対する愛によって動かされて奉仕しているということでした。エウギネは「自分は感情的な人間ではないが、涙を押さえることができなかった」と語っていました。彼は本当にエベネゼルに、船長に、乗組員全員に感謝していました。そして、「ボリショイ・スパシーバ」(本当にありがとう!)とみんなに伝えていました。

彼のアリア(帰還)によってモルドバにいる残りの家族が続いてアリアとなる為の道を用意しているようでした。

皆さんのご家族、ご教会、ミニストリーそして職場の上にイスラエルの神、主の恵みと平安が豊かにありますように。

 

2002年3月15日   エベネゼル緊急基金日本支部代表 岡田 好弘&留美子

 


2002年2月15日

愛する家族のみなさんへ、みなさんの忠実な奉仕と祈り、また愛の贈り物を感謝します。

良い知らせを伝える者の足は山々の上にあって、なんと美しいことよ。平和を告げ知らせ、幸いな良い知らせを伝え、救いを告げ知らせ、「あなたの神が王となる。」とシオンに言う者の足は。(イザヤ52:7)

 

漁師たち(エベネゼルのスタッフ)がユダや人を探すために新しい領域へ足を踏み込むときに、ユダヤ人たちが神の約束についてほとんど知らなく、イスラエルで新しい生活を送る道があるということについてほとんど知らないということに気づかされることがしばしばです。

ボランティアたちは良い知らせをたずさえて行き、ユダヤ人の心の土壌を整え、実を結ぶための種を植えることができることを祝福に感じています。

ネリーと彼女の娘イラは一年以上もの間、イスラエルに帰還するためのビザをハバロフスクの領事館に申請してきました。そして、ついに彼女達はそのビザを受けとることができました。

カムチャッカのエベネゼルのリーダーであるセルゲイとオルガは、ネリーとイラがこのことを実現するために、ペトロパフロスクからハバロフスクまでビザを申請にやってくるための経済的援助をしてきました。彼らは、必要のある者に与える祝福と喜びを体験しながら、自分たちが、エベネゼルに関わりまたこの働きを支えている人々を代表しているのだということを認識していたのです。

 

昨年からアルゼンチンからの帰還者が増加しています。かってアルゼンチンは世界でも最高水準の豊かさを誇っていましたが、現在、金融投資の危険度として世界でも最低水準にランクされる国となっています。この経済危機の中、ほとんど財産を持たずしてイスラエルに帰っていくユダヤ人も中にはいる事は想像に難くないことです。

私たちは世界中のユダヤ人たちが「アドバイスに従ってもっと早く帰還すべきであったと」あとで後悔することを願っていません。ロシアにおいて帰還の扉は狭められつつあります。私達の祈りはすべてのユダヤ人が神からのビジョンを受け取り約束の地に帰ることです。

 

ロシアの中央において政情が以前より安定してきたために経済的にも一部の層でゆとりが出てきましたが、地方においては以前にも増して経済的な不安が増しています。残された民が守られ帰還の道が開かれますようにお祈りください。

 

尊い捧げ物を感謝いたします。皆さんのご家族、ご教会、ミニストリーそして職場の上にイスラエルの神、主の恵みと平安が豊かにありますように。

 

2002年2月15日   エベネゼル緊急基金日本支部代表 岡田 好弘&留美子

 


2002年1月15日 

 

新年のご挨拶をいたします。

イスラエルを祝福するために皆さんがなさってくださっている祈りとささげ物、またその他の多くの手段による励ましをありがとうございます。

この一年も皆さんのお働きとご家族の上に豊かな主の恵みと発展がありますように。

また、今年最初のニュースレターを送ることができることをうれしく思います。

 

今回第2弾の季刊版「出エジプト作戦」が完成しましたので、送付いたします。

まだ手作りのようなものですが、この小冊子を通じてひとりでも多くの方にイスラエルが持っている必要について知っていただけることを願います。必要なだけ無料でお送りしますのでお申し付けください。

 

昨年から今年にかけて、私たちの働きには2つの大きな変化がありました。ひとつは、現地スタッフの働きが都市部のみならず、今まで入れなかったような、旧ソ連諸国の奥深くに入り込んでその働きをさらに発展させることができたことです。

もうひとつの変化は、諸事情によりアリア(帰還者)が減少しているということです。

といいますと、多くの人はインティファダの影響を連想されると思います、しかし実際にはその影響は私たちが想像するより小さいものです。ですから減少の原因はそれだけではないのです。今回同封されている季刊誌にヨハネス・ファシウス師の記事としても取り上げていますが、ユダヤ人側の内部の変化によって手続きがより煩雑になってしまったということです。

 

前述の2つの変化の為に、コストという点においては以前よりも一人の救出にかかる費用はかかっています。しかし、この神が私たちに与えてくださったこの働きは誰をもとどめることはできないのです。

 

この寒い冬の中で、現地のユダヤ人、またエベネゼルのスタッフ共々皆さんのお祈りを必要としています。

シベリアではマイナス60から70度まで気温が下がり、また経済的に破綻したような社会にあって十分な暖房設備がない場所もあるのです。

それゆえ、さらにとりなしの手を上げ続けてくださるようお願いします。

 

主にあって皆さんに感謝を込めて

 

2002年1月15日    エベネゼル緊急基金日本支部代表 岡田 好弘&留美子

  

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