さあ、さあ。北の国から逃げよ。・・主の御告げ。(ゼカリヤ2章6節)

イスラエルに帰還するオリームの数は減少しているにも関わらずドイツに行くユダヤ人の数は増加しています。それは第二次世界大戦時に犯した罪の償いから寛大なユダヤ人受け入れ政策を実施しているからです。イスラエルより緩やかな認知審査基準、イスラエルより優れた社会保障制度、テロの危険の少なさといった理由により2003年にロシアからイスラエルに帰還した数と同じくらいのユダヤ人がドイツに移住しました。

人間的に見るなら、距離的に遠くなく、より豊かな国で、テロや戦争の危険が少なく、寛大に受け入れてくれるドイツに行くほうが理想的な移住に見えます。しかし、それは根本的な解決にはならないことは過去の歴史が証明しています。

ヨーロッパから反キリストが出るといわれており、この文明社会は裁きを宣告されているのです。世の終わりと言われている今、聖書によればイスラエルへ帰還する以外に本当の解決はないでしょう。

10−14世紀において、イスラム統治下のスペインでユダヤ人は繁栄していましたがレコンキスタの後、1492年、強制改宗か国外追放を迫られ多くの人が死にました。その100年も前から警告が出されていました。

1920年〜ナチスのホロコーストの前にシオニスト達がホロコーストの警告をしましたが耳を貸した人はごくわずかでした。

1977年〜アルゼンチンで反ユダヤ主義の警告がありましたが帰還した者は少なく何千人ものユダヤ人が行方不明になりました。今日アルゼンチンから帰還するユダヤ人は2001年の金融危機によって多くの財産を持ち出すことができないでいます。

 

「わが民よ。この女から離れなさい。その罪にあずからないため、また、その災害を受けないためです。」(黙示録18章4節)

 

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