講演ツアーレポート

2004年4月20−5月9日

私がエベネゼル日本代表になってから今回初めて講演ツアーを企画しました。帰省や結婚式への出席を兼ねたもので、当初は2、3の訪問先しか決まっていませんでしたが、不思議な主の導きで平均して2日に一度はメッセージの機会が与えられ、幾人もの鍵となる人たちとお会いすることができました。


沖縄YWAMでのメッセージ


4月22日(木)LCJE特別祈り会

LCJEとはローザンヌ・ユダヤ人伝道協議会の略称です。毎月一回祈り会を企画されていますが、今回、私が大阪に来ることに合わせて緊急祈り会を催してくださいました。

今回の集会は京都の田中嘉代さん達の紹介によって道が開かれました。

ここに来て、神が日本に持っているイスラエルを愛する者達との大きな交わりの中に招き入れられた気がしました。

LCJEのあるVIPのビル

分かち合いの風景

4月25日(日)大阪インターナショナル・チャーチ日曜礼拝メッセージ

この教会の教会員である亀井さんの紹介によって日曜日の礼拝に分かち合う機会が与えられました。神の愛を感じる礼拝の雰囲気の中で奉仕をすることができました。

幾人かの人が「イスラエルについて今まで聞かされていたが、これまで理解できなかったことをはっきりと理解することができました。」といったような感想を述べていました。

日曜礼拝


イスラエルを祝福する為に活動される各団体代表との会合

4月26日(月)「シオンとの架け橋」「ネティブヤ日本支部」代表の石井田宅訪問

「シオンとの架け橋」のホームページは日本を代表するイスラエル情報を得るためのポータルサイトとして用いられています。

4月29日(木)「シオンの喜び代表」行澤一人さんとの出会い

石井田夫妻

行澤師

4月26日(月)主イエスキリスト教会祈り会メッセージ

「ローマ人への手紙11章」と名づけられたこの祈り会は月に一度イスラエルの為に祈る為に行われています。教会そのものが熱心に祈る教会だからか、メッセージを語る私も普通以上に熱くなってしまいました。

この集会は主イエスキリスト教会の教会員である橘直己さんによって導かれました。大久保みどり牧師も熱い方で、何気ない言葉の一つ一つに深いものがあります。

熱気に満ちた会衆

大久保みどり牧師(左から2番目)
橘さん(左から4番目)

4月27日(火)は香川県長尾教会での賛美リードとメッセージの奉仕

香川県には私の父の実家があります。今回は親戚のお見舞いをかねて行きましたが、その親戚が教会につながることができるように地元の長尾教会牧師夫妻も病院へ同行していただきました。

牧師先生とは初対面でしたが、妻が歌っている「われら神の民」というCDを知っていたこともあって、ちょうどその夜にあった祈り会で賛美奉仕とメッセージをする機会が与えられました。

田舎の教会とは思えない
ノリのよさ

牧師、伝道師達と

4月30日(金)沖縄ベテル教会祈り会でのメッセージ

こちらの牧師夫妻はプエルトリコ人です。10年以上前からテレビ放送を使って精力的に伝道活動をされています。スペイン語を話す日本人としての私達に親近感を感じられ、暖かく迎えてくださいました。

沖縄ベテル教会の祈り会


5月2日(日)名護ベテル教会の日曜礼拝でのメッセージ

今回、沖縄を訪問するきっかけとなったのは、私の教会の教会員と沖縄の名護ベテル教会の教会員との結婚式があったからです。

名護ベテルの日曜礼拝

結婚式の風景

5月2日(日)沖縄ベテル教会のヒスパニック礼拝でのメッセージ

牧師夫妻と岡田家族

スペイン語礼拝

5月3日(月)YWAMの月曜集会でのメッセージ。

この日(YWAM)ユース・ウイズ・ア・ミッションでは25人程の人達が集まっていました。ここのリーダーの吉田夫妻は以前からの私達の友人です。毎年短期弟子訓練学校を実施しており、日本中どこに行ってもYWAM出身の働き人を見かけます。そんな宣教スピリッツを持った彼らは、帰還の働きを単なる人道的援助としてだけではなく、世界宣教の一端を担うこととして熱く受け止めていました。

YWAMの礼拝風景

吉田家族達と共に

5月7日(木)ひめゆりの塔訪問

沖縄は第二次世界大戦で日本が最も犠牲者を出した場所です。

戦争で沖縄で軍、民合わせて15万人も亡くなった理由は本土攻撃を一日でも遅らせる為に沖縄県民がどれだけ犠牲になってもいいという軍部のテロリズム的な戦略によるものです。

ですからこれを「戦争一般の悲惨なできごと」として片付けてしまうなら、テロリズム的思考の危険さを覆い隠すことになってしまいます。

もう日本の敗北は決まっていたのだから早期に降伏していれば沖縄も本土でもほとんど犠牲者を出さずに済んだはずだからです。

同様に現在イスラエルで起こっている事も「報復の応酬」という一言で片付けることができません。そこに働いているのはイスラエルをこの地上から消し去りたいというテロリズムの霊だからです。

慰霊塔

博物館


千葉クリスチャングループ

私が兼牧する千葉県にある千葉クリスチャングループは会衆の100%がヒスパニック系で、リーダーのElvira ミチコ・野田は日系メキシコ人です。

賛美はもちろんラテン調

このレポートを最後まで目を通していただきありがとうございます。皆さんの協力で今回のツアーを成功させることができました。本当に皆さんのお祈りと励ましの言葉、そしてささげものを感謝します。

今回の講演を通じて感じたことは、エベネゼルに対する期待が予想以上に高いということです。それゆえこのツアーを弾みとして、さらに多くの方々にお会いし、ビジョンを分かち合っていく機会が与えられることを願っています。今回の主な訪問先はこの働きを支えてくださっている情熱を持った信徒達によって開かれました。そして行く先々で次に会う人を紹介していただくことができました。

すなわち、エベネゼルミニストリーが民の帰還に対して重荷を持った人たちの情熱とネットワークで成り立っていることがわかります。

EEF日本支部はまだ全国組織ではありませんが、これを読んでおられるあなたもこのネットワークの一部として機能することができるのです。

同封された小冊子第5号は何部でも無料で提供させていただいています。心が触れられた方はこの小冊子を友人御教会にプレゼントすることからはじめることができます。

 

これからもエベネゼル緊急基金をよろしくお願いします。

エベネゼル緊急基金日本代表 岡田好弘&留美子

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